古文書解読

当社は古文漢文関係の専門出版社としてスターとしておりますので、江戸期や明治期など多くの古文書を解読してきました。手書きの古い文書類(家系図・由緒書・手紙など)、また掛け軸などを解読しています。墨で書かれた古文書を解読するだけではなく、漢文、古文、歴史の専門分野の者が、読み下し文や現代語訳を行います。また完成いたしましたものは、和紙に打ち出し、和本仕上げの製本もいたしております。

令和4年(2022)4月30日時点で、380点に上る文書(掛け軸等含む)を読んできました。

○どのようなところから依頼をうけるか?

・個人様からの依頼:実家を整理していたら蔵から古い書き付けがでてきた。先祖がかいたものらしいが何と書いているかわからない、読んでほしい。 こうしたご依頼が増えています。まず活字化し、読み下し文や現代語に訳し、和紙に打ち出して和製本しお渡しします。

・弁護士事務所、行政書士事務所からの依頼:明治期や大正期の契約書や土地権利書、戸籍簿など、読みにくいものが多く、これらを活字化してお渡ししております。不明字50字以内ですと、おおむね3000円程度でお応えしております。

・市町村からの古文書依頼:主に地方の市や町より、郷土誌関係の文書(江戸期の交流、商人記録)などの解読。

・社寺の古記録:墨で書かれた文書は保存状態がよければ二百年ほど経っても、鮮明に読めますが、蔵に収められたいたものなどは虫くいや湿気で状態が悪いものが多くあります。最近は豪雨災害などで、社寺など影響を受ける所もあり、文書がだめになる前に整理して置きたいと大量に依頼を受けることが増えております。数年かかりますが、完成時はデータ化(PDF化)する外、打ち出して和製本し、お渡ししております。

・会社関係からの依頼:社史の編纂事業を行っておられる所から、創業者の手記や系図などの解読依頼を頂戴しております。

・古物商よりの依頼:掛け軸などの解読となります。漢文で300字から1000字ほどの長いものもありますが、四字や七字程度のものもあります。掛け軸の本文はまだ読みやすいのですが、署名はサインのようになっており、解読が非常に難しいものです。ご依頼を頂戴する場合は、誰の作がわかっているものは、おなまえを頂戴すると助かります。おおむね和歌一首で4000円 漢詩一句で6000~8000円ほどとなります。篆刻印の解読は別料金となります。

 

       このようなものを読んできました 

毛利家歌集・戦国武将の書状・茶人の書・高杉雅子(晋作妻)歌集・江戸草紙「初瀬」・琉球詩話・経典余師四書・家系図・維新戦争時の兵士記録・明治文豪揮毫・勝海舟、鉄舟、鉄斎等の書・商家覚書・文人画掛け軸・個人所有古文書・社寺履歴・ハワイ移民記録・山本五十六など大正昭和の軍人の書・大学創業者関係文書

      最近では明治期の書簡などの解読が増えております。
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            読解料金の目安(税は別途かかります)

 参考:古文書解読 の目安 (活字化+読み下し+現代語訳の料金です)

◇100字以内:4000円

◇100字を越える場合はおおむね一字あたり40~50円 (500字の文章:2万円ほど)
◎掛け軸は一軸 4000~10000円(解説文作成含む)但し漢文は+2000円
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上記料金はあくまでも目安です。文章の状態(破損がある、字が難解など)解読期間などにより料金は変わりますので、必ずお見積もりをおとりください。

○おたずね方法

1)下記のフォームにお名前、連絡先など記入の上、お送りください。折り返しメールを差し上げますので、そのメールに文書の画像を添付してお送りください。見積もり差し上げます。(ご返事メールは二三日かかることもあります)

   お尋ねフォーム→ こちらより

2)下記のお尋ねメールに直接画像など添付しお送りいただいても構いません。ただし画像は数点にしてください。折り返し見積もりを差し上げます。

   お尋ねメール  toiawase@ofko.jp  (問い合わせ@オフコ.jp)  打ち込みをお願いします。

○料金支払い方法:完成した文書をご覧いただき、納得された上でお支払いいただく後納システムです。               
                     

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